萌えろ特撮魂 Feed

2007年1月21日 (日)

仮面ライダーカブト最終話「天の道を往く男」

ああ,とうとう終わってしまいました。
まぁきれいにまとめて終わってくれたのではないでしょうか。龍騎やファイズと違って基本的にハッピーエンドだったしね。
出演者のみなさん,1年間本当にご苦労さまでした。
これからのご活躍を期待しておりまーす


○ あらすじ

「あと少しでワームを一掃できます」
 陸に成り代わってZECTのトップの座についた三島は,テレビ放送を利用してネックレスの装着を呼びかける。
「ネックレスをしていない人間はワームである可能性があります」
 その真の機能を知らぬまま,配布されるネックレスに群がる人々。

 陸を病院へかつぎ込んだ加賀美は,蓮華から天道が残した1通の封筒を渡される。
 そこには,根岸たちの計画の恐るべき真実が記されていた。
 根岸たちは,ネックレスをアンテナとして,それにショックを与えることで,ネックレスをしていない者も含めた全人類を一斉にネイティブに変えようとしているのだと。

 こんな時こそ協力すべきだった天道=カブトはもういない。
 加賀美は人類を守るため,ZECTに反旗を翻す覚悟を決め,送信施設の破壊へ向かう。

 そんな加賀美の前に,いったんはゼクトルーパーを率いて立ちふさがった田所と岬も,加賀美の固い決意を受け,ZECTを裏切って加賀美のサポートに回るのだった。

 根岸と三島が着々と送信準備を進める施設へ乗り込んだ加賀美=ガタックを,グリラスワームへと変身した三島が迎え撃つ。
「昔から嫌いだったんだよ,君のようにただまっすぐな男がっ」
 既に一足先にネイティブへと変貌していたゼクトルーパーも,「人間だったときのことを思い出せ」という加賀美の必死の訴えに耳を貸すことなく,容赦ない攻撃を仕掛けてくる。
 ダメージの蓄積したガタックは,ついにグリラスワームの一撃に変身を解除されてしまうのだった。
 死んだように倒れ伏す加賀美を見下ろしてあざ笑う三島。

「時間だ」
 ついに,勝利宣言に名を借りた人類ネイティブ化の最終計画が開始されてしまった。

「愚かな人間などもう必要ありません」
 種族内ですら争い続ける人間にはネイティブとの共存など不可能。人類の総ネイティブ化こそ,真の平和への道だと勝ち誇る根岸。

 人間の中にも,天道のように人間とネイティブを分け隔てしないものがいる。
 ボロボロになりながら身を起こし,そう主張する加賀美にも,根岸は冷ややかな嘲笑を返す。
「その天道も,もういません」

 だがそのとき。
「おばあちゃんが言っていた。世の中で覚えておかなければならない名前はただ一つ」
 その場に響き渡る声。それは...
「天の道を往き、総てを司る男。天道総司」

 颯爽と現れた天道は,送信設備を機能停止させて言い放つ。
「人間もネイティブもあるものか。この世界に生きとし生けるもの,すべての命は皆等しい」

「自分のために世界を変えるんじゃない。自分が変われば,世界が変わる。それが天の道だ」

 天道の言葉に,加賀美も力を振り絞って立ち上がる。
「人間とネイティブが一緒に暮らせる世界。争いのない世界を,俺たちの手で掴んでみせる!」

 そんな二人の熱い言葉に心を揺さぶられ,ネイティブと化していたゼクトルーパーたちは次々に人間の姿に戻っていく。

 怒りに燃えた三島は再びグリラスワームへと変身。カブトとの激しい戦いが始まる。
 ボロボロの加賀美もガタックに変身。
 ハイパーカブトのマキシマムハイパータイフーンにも耐えたグリラスワームだが,カブトとガタックの力を合わせたダブルライダーキックの一撃を受け,ついに絶叫と共に爆発四散して果てるのだった。

 グリラスワームの爆発に巻き込まれ,送信設備にも爆発の危機が迫る。
 脱出を図る二人の前に,怒りに燃えた根岸がワームとなって立ちふさがる。

 だが,そこに突如飛び込んできて根岸ワームを羽交い締めにしたのは,あのダークカブトだった。
「僕たちの世界を頼んだよ!」
 そう言い残し,ダークカブトは根岸ワームと共に爆発の炎の中へと消えていった。


 戦いは終わった。
 おそらくは二度と装着することがないであろうカブトゼクターとガタックゼクターを,万感の思いを込めて見送る天道と加賀美。
「一度しか言わないぞ」
 言葉少なに,初めて自分の口から加賀美を「友」と認める天道だった。


 1年後。
 ワームの脅威の消えた世界で,それぞれの道を進むメンバーたち。
 田所は蕎麦屋,岬は神代家の執事とともにレストラン経営,ひよりは「ビストロ・ラ・サル」のシェフとなり,そして加賀美は警察官となって子どもたちに親しまれている。

 そして天道は。
 初めて登場したとき同様,作務衣に豆腐という姿で,のんびり道を往く天道。
 その背後には,東京タワーならぬパリのエッフェル塔がそびえている。
 通行人に話しかけられた天道は,自信満々に天を指さし,告げるのだった。
「俺は天の道を往き、総てを司る男、天道総司」

−完−


○ ピックアップ

・1週間で銃創が直ってる蓮華
・悠長に手紙に書かず直接加賀美に言えよ天道

・わざわざ変身しなくても,マシンガンで撃った方が勝負が速かったのに
・炸裂!タドコローパンチ,タドコローキック!!
・冷静に考えると生まれながらのネイティブである田所さんが加賀美につく理由は皆無

・加賀美がボコボコにやられてる間,登場のタイミングを計って傍観してたのか天道?
・ネイティブとは仲良くしても,やっぱりワームは列外なのね

・根岸はもったいつけてどんなすごいワームに変身するかと思ったら...ただのサナギやん
・なにげに最期においしいところを持って行った擬態天道クン

・岬さん,神代君のことはすっぱりさっぱりお忘れかと思ったら,しっかりディスカビル家に入り込んでるしよ
・ゴンちゃん,めっさ可愛くなって〜

・1年経っても「HIYORIMIランチ」のメニューが同じ
・加賀美の階級は巡査か巡査長

・結局「赤い靴」は発動しなかったのか?

2007年1月14日 (日)

仮面ライダーカブト第48話「父還る」

ついに出ました「仮面ライダー電王」の予告。
(桃太郎ライダーかいっ,て突っ込もうと思ったら,てめえで言ってやがるしよshock

主人公はまあまあイケメン君かな。
もちろん見るつもりですが,ここにコーナー作るかどうかは1話の雰囲気次第っす。
(最近「メビウス」に浮気中だし)


○ あらすじ

 根岸の開発したワーム感知器の効果はめざましかった。
 人間に擬態して社会に潜んでいたワームが次々に発見され,殲滅されていく。

 他方,ワームの脅威を知った人々の憎悪と恐怖は,「友人」であるネイティブにも向けられていた。
「地球から出て行け!」
 罵声を浴びる田所をかばった加賀美は,投石で怪我をしてしまうのだった。

 そんな加賀美を「真の英雄」と称えた根岸は,自分は人間とネイティブ,そして人間と人間の争いのない世界を作りたいのだと熱く理想を語る。
「その実現のために,力を貸してくれないか」
 差し出された手を,感動に胸を熱くしてがっしりと握り返す加賀美。

 
 ZECTに戻ろうとした根岸の前に,三島が現れる。
「もう狸の化かし合いはよしましょうよ」
 何のことだか?,ととぼけてみせる根岸に,ダークカブトゼクターを差し出す三島。
「私となら,いい取引ができる...」


 一人ネックレスの破壊活動を続けていた天道は,高熱にうなされる影山と出会う。
 うわごとのように「光を探す旅に出るんだ」とつぶやく影山の胸には,あのネックレスが3つ。
「ネックレスは外して行け」
 影山に告げる天道だが,もはや手遅れだった。

 突如苦しみ始め,ネイティブへと変貌してしまう影山。
 ネックレスには,人間をネイティブに変える機能が秘められていたのだ。
 

 根岸と結託した三島が,ついに加賀美陸に対して反旗を翻す日が来た。
 「赤い靴(=ネイティブをも殲滅対象とする暴走スイッチ」をひた隠しにしてネイティブに面従腹背を貫いていた陸は,反逆者として拘束されてしまう。

 三島に捕らえられ,実験施設に連れ戻された擬態天道。
「貴様らを消してやる!」
 憎悪の叫びをあげる擬態天道に,根岸は驚くべき事実を告げる。
 擬態天道は,根岸たちによって人間からネイティブへと変貌させられた第一号の実験体だったのだと。

 ショックを受ける擬態天道を,クロックアップしたカブトが助け出す。
「世界はお前の敵ではない」
 ひよりがそうしているように,困難に立ち向かってこの世界で生きていけ。
 そう諭す天道だが,根岸たちへの復讐心にとらわれた擬態天道は聞く耳を持たなかった。

 天道の制止を振り切って引き返し,ダークカブトに変身して根岸たちに復讐しようとする擬態天道。
 その前に立ちふさがったのは,三島だった。
「おかげで私も最強のネイティブになれた」
 哄笑とともにグリラスワームへと変身した三島は,すさまじいパワーを発揮してダークカブトを圧倒するのだった。


 そのころ,天道の前には,「正義」に燃える加賀美が現れていた。
 ネックレスの真の機能を告げる天道だが,根岸に心酔しきった今の加賀美には,天道の言葉は届かない。
「俺は,お前を倒す!」

 カブト対ガタックの激闘が始まった。
 あえてハイパーカブトになることなく戦うカブト=天道だったが,ガタックのライダーキックをまともに浴び,ゼクトルーパーの一斉射撃にさらされて爆発とともに瓦礫の下に埋もれてしまった。

「天道...」
 炎に包まれる瓦礫を見つめる加賀美の表情に,勝利の喜びはなかった。


 共に旅に出るため,影山を待つ矢車。
 その前に,ネイティブに変貌してしまった影山が現れる。
「連れて行ってほしかったけど...」
 さよならだ,兄貴。
 そうつぶやく影山の背後でキックホッパーに変身した矢車は...

「相棒,俺たちは,永遠に一緒だ」
 まるで眠るかのように矢車の肩に頭をもたれて目を閉じる影山に,優しく告げる矢車。
「行こう。俺たちだけの光を掴みに」


 岬から陸の失脚を聞かされた加賀美は,護送車を襲撃して陸を救出する。
 陸から全人類のネイティブ化という根岸の真の目的を聞かされ,初めて天道の行動が正しかったことを悟る加賀美。
 陸と,天道の父親である日下部は,人類の未来を守るための切り札としてカブトとガタックに密かに暴走スイッチを仕込んでいたのだ。
 だが,カブト亡き今,もはや加賀美に勝ち目はない。
「お前だけでも生き延びてくれ」
 そう訴える陸に対し,加賀美は...


 瓦礫に埋もれた天道は,意識朦朧とする中でひよりとの出会いを思い出していた。
「ボクがそばにいる」
 あのとき,生きる勇気をもらったのはひよりよりむしろ自分の方だった。

 だから,今度も。
 差し込んでくる光に照らされた花に手を伸ばそうとする天道だが。
 そこに更に降り注ぐ瓦礫。
 天道は,このまま死んでしまうのか?


○ ピックアップ

・ワームの残骸(sign02)を土足で踏みつける根岸
・いつもながらすぐ人を信じて騙される熱血バカ加賀美

・「狸の化かし合いはよしましょう」by三島
・アンタは狸と言うより狐っぽいが

・入院してても蓮華のまつげはくるりんカール
・どこで料理したんだ天道sign02

・なんでネックレスの秘密を知ってたんだ天道sign02
・だったら最初からせめて加賀美には言ってやれ

・「貴様,どうやってここに?」by三島
・それを聞きたいのは視聴者の方だ

・ラスボスはどうやら三島コオロギ君らしい
・ゼクトルーパーに加勢させるなんて卑怯なり加賀美angry

・天道は倒してとーちゃんは助ける。それでいいのか加賀美sign02
・トンネルの中なのになんで花が咲いてるんだ

2007年1月 8日 (月)

仮面ライダーカブト第47話「ヒーローは孤独」

いよいよ最終3部作突入sign01
ってなわけで,かなり急展開になってきましたが...

天道君,もう少し「コミュニケーション能力」養ったほうがいいんじゃないかいshock
これじゃ,登場当初のひより嬢以下やんけ

○ あらすじ

 自らの身を犠牲とした神代の行動により,ワームはその数を激減させた。
 勝利の日が近いことを確信したZECTは,これまでの秘密主義を転換し,ついに渋谷隕石の真実とこれまでのワームとの戦いの経緯をマスコミに発表。

 カブトとガタックの出番もめっきり少なくなりつつあった。
「俺たちの勝利は間違いなさそうだ」と顔をほころばせる加賀美に対し,なぜか天道の表情は硬い。
「いや,勝負はこれからだ...」


 ZECT本部では,加賀美陸がワーム殲滅後にはすべてのライダーシステムを回収し,ZECTを解散することを発表。
 その決定に対し,これまで忠実な部下という姿勢を貫いてきた三島が不満を露わにする。

 会議の席上,根岸がワーム感知機能を持つネックレスを開発したことを発表。
「なぜ今頃?」
 疑問を呈する三島に対して,根岸は「もっと早く完成できていればなぁ」と屈託がない。
「感謝します」
 あくまでへりくだって頭を低くする加賀美を,三島の敵意を含んだ目がねめつけていた。

 さっそく配布が開始されたワーム感知ネックレスに群がる市民たち。
 この調子で行き渡れば,社会に潜むワームをあぶり出せる。
 配布する加賀美たちも期待に表情を明るくしていた。


 退院したひよりを「ビストロ・ラ・サル」に呼び出した天道は,幻に終わったひよりのシェフデビューを今度こそ実現させようと,あの「ひよりレシピ」を差し出す。
 気が進まないひよりだが,竹宮店長にも背中を押され,料理を始めることに。
「最初の客はお前がなってくれ」
 ひよりに請われ,指切りをする天道。


 ネイティブの開発したワーム関知ネックレスの効果は抜群。
 人間社会に潜んでいたワームが次々に発見され,ZECTの手によって殲滅されていく。

 そんなさなか,ネックレスを輸送していたトラックが襲撃され,積み荷を燃やされるという事件が連続発生。
 襲撃してきた相手はクロックアップしていたという。
 ということは,ネックレスの配布に危機感を抱いたワームの仕業に違いない。

 田所チームは犯人をおびき出すため,ガタックを荷台に載せて囮作戦を実行する。
 予想通り,突如衝撃音とともに破壊される荷台。犯人の姿はやはり見えない。
 相手を捕捉するため,クロックアップするガタック。
 だが。
 その目に映ったのはワームではなく,クナイガンを手にその場から逃走するカブトの姿だった。
「天道!なんでお前が...?!」
 呆然と立ちつくすガタック=加賀美。


 襲撃犯の正体がカブトだということを知ったZECT本部は,カブトを「平和の敵」として処分することを決定する。
 その一方,加賀美陸は根岸に無断でネックレスを調査しようとしていた。
 そのことを根岸に指摘された陸は,「政治家を黙らせるためやむなくしたこと」と言い訳し,深々と頭を下げて謝罪してみせる。


 ZECTの決定により,天道は容疑者として全国に指名手配される身となった。
 ショックを受ける樹花を,「きっと天道には考えがあるんだ」と懸命に力づける加賀美。

 ネックレスの配布場所に天道が現れた。
 変身すらしないでゼクトルーパーを蹴散らし,ネックレスを破壊しようとする。

 そこへ現れる擬態天道。
「僕は二人もいらないっ」

 カブトVSダークカブトの激闘。
 一見互角の戦いだが,カブトは既にダークカブトの技を見切っていた。
 捨て身の攻撃をかわされ,ハイパーカブトのマキシマムハイパーサイクロンをまともに食らったダークカブトは変身を解除され,意識を失ってしまった。


 取り巻く人々から口々に罵られながら,悠然とネックレスを破壊するカブト。
 そこへ駆けつけたガタック=加賀美は「なぜこんなことを?」と問うが,カブト=天道の返事はただ一言だった。
「気に入らないからだ」

「口出しするな」
 あまりにも傲岸不遜なその言葉に我慢できなくなった田所は,ゼクトガンの銃口をカブトに向けて引き金を引く。
 クロックアップし,あっさりと銃弾をはじき返すカブト。
 跳ね返った銃弾は,なんと蓮華に当たってしまった。

 怒りに燃えて詰め寄るガタック=加賀美に対しても,カブト=天道は無言を貫き,そのまま姿を消す。
 天道は本当に「正義の敵」となってしまったのか。


 そのころ。
 倒れたまま動けない擬態天道の元に,三島が現れていた。
 擬態天道を見下ろしてニヤリと笑う三島。
「いい土産ができた...」


○ ピックアップ

・クラスメイトに手を伸ばす女子高生ワームがなんとなく哀れを誘う...
・剣君のことはなかったことになったんですか岬さん

・「ケチケチすんな<(`^´)> エッヘン」by影山
・お一人様1パックの卵を3つ抱えて「アタシは客よ!」とわめくオバタリアンのようだ

・生きておられたんですか竹宮店長
・「勝手に決めるなって」と言いつつ,しっかりパプリカを品定めするひより

・クロックアップしてる割に逃げ足が遅いぞカブト

・三島の後ろに隠れる根岸
・高さはともかく,身体の幅がはみ出してまーす

・どこで服を調達してるんだ擬態天道?
・ひよりちゃんのことはもういいのか?

・加賀美にくらいちゃんと事情を話せよ天道

・擬態天道の頭をなでなでする三島
・「代わって欲しい〜」と叫んだ女性視聴者多数(どっちに代わって欲しいのかはそれぞれ)

・影山君のお熱は怪しいネックレスのせいだってほうに千点sign01(間違ってたら来週削除sweat01

2007年1月 7日 (日)

仮面ライダーカブト第46話「忘れて眠れ」

○ あらすじ

 正気を失ったまま岬に襲いかかったスコルピオワームは,密かに様子を見守っていた加賀美の呼びかけでかろうじて正気を取り戻し,神代の姿に戻る。

 あれほど憎んでいた姉の仇が自分自身だった。
 ショックを受けた神代は,岬に渡すはずだったマフラーを引き千切り,その場から姿を消した。

 神代がワームだと知っていたのなら,どうして教えてくれなかったのか。
 加賀美を責め立てた岬は,涙ながらに走り去る。
 投げ捨てられたプレゼントの包みを,黙って見つめる加賀美だった。

 事情を聞いた天道は,「剣がワームなら,倒すしかない」とためらいなく宣言する。
「あいつは悪いヤツじゃない」
 ひより同様,人間と共存できるはずだと主張する加賀美だが,天道は「一緒にするな」とにべもない。
 スコルピオワームは既に神代とその姉を殺し,他の人間も手にかけているかもしれない。
 そう指摘され,反論できない加賀美。
 二人の激しいやりとりをよそに,うつろな表情で黙り込む岬の心中は...


 ワームの大量出現は相変わらず。
 サソードは消え,キックホッパー,パンチホッパーは非協力的。事実上2人だけのライダーとなってしまったカブトとガタックは,連日大回転でワームと戦いを続けていた。

 そんなさなか。
 またもや出現したカッシスワームと激しい戦いを繰り広げていたガタック=加賀美の前に,姿を消していた神代が現れる。
 無言のまま戦いの場に近付いた神代は,スコルピオワームに変身し,ガタックへと襲いかかってきた!
「やめてくれ,剣!」
 攻撃をためらうガタックは防戦一方,とうとうスコルピオワームの攻撃に吹っ飛ばされてしまうのだった。

「お前も一人前のワームになったようだな」
 これからは俺の側で働け,と満足げに神代に指示する乃木。
 だが。
「おれはすべてのワームの頂点に立つ男だ」
 宣言した神代=スコルピオワームは,2体のカッシスワームの攻撃をあっさり退け,自分の僕にしてしまった。


 一方その頃。
 神代に去られ,しょぼくれる老執事の元を,天道が訪れていた。
「どうかぼっちゃまの望みを叶えてやってください」
 すがるように語りかけられ,天道は無言で執事を見つめ返す。


「お前なら人間として生きていける」
 神代にまだ人間の心が残っていると信じたい加賀美は,人間の姿で現れた神代に,岬からのプレゼントを渡そうとする。
 だが,神代はプレゼントを地面に叩きつけて踏み潰すと,「すべての人間は俺が倒す」と宣言。
 ガタックを奪われた加賀美は,なすすべもなくワームの手に落ちてしまうのだった。

 加賀美を人質にとった神代は,天道にすべてのゼクターを引き渡すよう要求。同時に,僕となった乃木を通じて,全ワームに大号令をかける。
「まもなく最後の戦いが始まる」と。
 その号令に応え,脈絡なく出現していた大量のワームは,続々と神代の元へと集まってきた。

 なぜか要求をあっさりと受け入れ,ゼクターを神代の元へ持参する天道。
「ライダーの最期だ」
 受け取ったゼクターを,神代はなんと金属プレス機にかけて押し潰してしまった。

「今日から我々ワームの時代が始まる」
 勝ち誇る神代の言葉に応えるように,無数のワームがその場に出現する。

 駆けつけてきた岬の言葉にもまったく耳を貸さず,ワームに攻撃命令を下す神代。

 そのとき。
 完全に押し潰されたかに見えたゼクターが,プレス機の下から復活!
 すかさず二人はカブトとガタックに変身。
 ワーム軍団とZECT入り乱れての戦いが開始された。

 そこには,非協力的だった矢車と影山の姿もあった。
「もう一度求めてみるか。光を...」
 キックホッパー,パンチホッパーに変身した二人は,苦戦しつつも,ついにカッシスワームを倒すことに成功する。


 神代はサソードに変身してカブトと激しい戦いを繰り広げるが,ライダーキックの一撃で変身を解除されてしまい,今度はスコルピオワームの姿に変身。
 だがその一瞬,岬は確かに見た。神代の手首に,自分がプレゼントしたブレスレットが大切にはめられていることを。
 もしかして,剣は...

「やめて,天道君」
 岬の叫びを背中に受けつつ,カブトはハイパーカブトにハイパーキャストオフ。
 一瞬わずかにためらったカブトに,スコルピオワームが神代の声で語りかける。
「俺との約束を忘れたかっ」

 次の瞬間,ためらいを捨てたカブトのマキシマムハイパーサイクロンが炸裂!
 後に残ったのは...あのブレスレットだけだった。


 執事が天道に叶えてやってほしいと願った神代の望み。それは自分自身を含めたすべてのワームを倒すこと。
 それゆえ,神代はあえてワームの王として振る舞い,ワームを集結させてZECTに倒させたのだ。

 望みを叶えた剣は,瀕死の身体で神代邸に帰り着く。
 老執事に見守られながら,満足げな微笑みを浮かべ,二度と目覚めることのない眠りにつくのだった。


○ ピックアップ

・岬の八つ当たりパンチを黙って受ける加賀美。オトコだねぇ
・正体を思い出してからもしっかり神代家に帰宅する剣

・海から現れるゾンビ剣
・あっさり神代の手下になる乃木ーズ
・なんのために2人に分裂したのやらwink

・ガタック単体のライダーキックであっさりぶっ倒されるカッシスワーム
・分裂して弱体化sign02

・全体的にあまりにもシリアスな展開で,突っ込みどころがないぞーshock

仮面ライダーカブト第45話「優しい嘘と残酷な真実」

またまた非常に遅くなってしまいました。
2週続けて旅行へ行ったのと,45・46話の内容がアレだけに,すぐに見たいと思えなかったものでsweat01

カブトもあとわずか。
次の桃太郎ライダーは...どうしようかなぁshock

○ あらすじ

 ひよりは天道とともに人間の世界で生きる道を選び,擬態天道の元を去った。
「滅ぼしてやる,何もかも...」
 世を呪う擬態天道の元に,乃木が現れて共闘を持ちかけるが,憎悪に心を閉ざした擬態天道は乃木に対しても見境なく襲いかかる。

「いずれ我々の力が必要になる」
 そう囁き,乃木は擬態天道の前から姿を消した。


 病院に収容されたひよりに何があったのか問いかける天道だが,擬態天道をそこまで傷つけてしまったことにショックを受けたひよりは,再び心を閉ざしてしまっていた。
「ボクがワガママだから...」
 硬い表情でつぶやくひよりに,かける言葉を失う天道。

 ZECT本部を,根岸と名乗るネイティブが訪れた。
 大仰なまでに恭しい態度で接する加賀美陸とは対照的に,いつもの傲岸不遜な姿勢を崩さない天道。
 そんな天道に対しても,根岸は立腹するどころか「ファンになってもいいですか」と屈託のない態度。

 エリアZはなんとか守りきったものの,ワームの侵攻自体はいまだとどまるところを知らない。
 戦力を総動員して対応に追われるZECTだが,どうにも手が足りない。

 乃木=カッシスワームの攻撃から命がけで岬を守り,深手を負った神代に対し,頑なだった岬の心も揺らぎ始めていた。
 岬に見舞われて元気を回復した神代を,「人手が足りない」とZECTに勧誘する天道。
 神代の正体がスコルピオワームだということを知る加賀美は大反対するが,反対の理由を口外するわけにもいかず,当然ながら天道が聞く耳を持つはずもなかった。

 勇躍ZECTの一員となった神代は,さっそくゼクトルーパーを率いてワーム退治に励むのだが,あくまで最優先するのは岬個人の安全。
 公私混同ぶりに呆れつつも,まんざらでもない岬は,神代からのクリスマスデートの誘いをあっさりOK。

 心配する加賀美に対し,別に本気になっているわけじゃないという素振りを見せつつ,その実嬉々としてプレゼントを選ぶ岬。
 この恋が成就するはずがないことを知りつつ,ただ見守るしかない加賀美だった。


 デート当日。
 プレゼントのマフラーを手に待ち合わせ場所へ急ぐ神代の前に,突如乃木が現れた。
「今日は負けん!」
 今日は大事な日なんだ,と闘志を燃やしてサソードに変身して立ち向かう神代だが,やはりカッシスワームの強さは段違い。
 吹っ飛ばされ,変身を解除された神代の身体が,紫色の光に包まれ...
「こいつは,まさか...?!」
 その様を目の当たりにし,驚愕の表情でつぶやく乃木。


 待ち合わせ時間を過ぎても現れない神代を一人待ち続ける岬。
 ようやくやってきた神代に,笑顔で駆け寄ろうとするのだが,
「ミサキ...」
 苦しげに表情を歪めた神代の身体が光に包まれ,そのシルエットが変化していく。

 次の瞬間,驚愕に立ちすくむ岬の目の前で,神代はついにスコルピオワームへと変身してしまうのだった。


○ ピックアップ

・前回あれだけボコボコにされたのにあっという間に完全復活の加賀美
・やられ度は同じくらいに見えたのに,未だに酸素マスクのおぼったま
・どっちがワームやら
・重傷者をゆっさゆっさ揺さぶるなじいや

・完全に二人きりの世界にイッちゃってる地獄兄弟
・自分自身を鎖で縛るマジシャン矢車兄ィ

・この非常時にのんびりレンタルビデオですか岬さん
・いつのまにZECT入りしたんだ風間?(ってういか本人出ないし)

・この非常時にハイヒールですか岬さん
・ライダーシリーズ恒例の「冬場の水落ち」
・今回犠牲になったのはおぼったまでした

・この非常時にデートですか岬さん
・15,750円のブレスレットと手編みのマフラーって,プレゼントとしての釣り合いはどうなんでしょsign02

2006年12月10日 (日)

仮面ライダーカブト第44話「ザビー復活未遂」

ワームの本格的侵攻も始まって話もかなり大詰め。
なんですが,ちょとシナリオ的に不満が。
民間人皆無の場所で,ゼクトルーパーやライダーとばっか戦ってるもので,今イチ「人類の危機」って感じが出てないんですよね...

まぁそんな不満は置いといて,
矢車さんおステキ〜lovely
久しぶりにお笑いじゃなくちゃんとストーリーに絡んでくれたし,今日は文句なしのかっこよさでしたheart
しらけてるフリして,やっぱり熱い人だったのね


○ あらすじ

「さよなら」
 別れの言葉を残し,ダークカブトとともに姿を消したひより。後に残されたのは,引き裂かれた妖精の絵だけだった。

 ひよりが擬態天道とともに異世界で生きることを,自らの意思で決めたのなら仕方がない。
 ショックを隠せないまま,それでもひよりの幸せのためだと自らを納得させようとする天道。

 だが,引き裂かれた絵を見た加賀美は,ひよりの本意は別のところにあるのではないかとの疑いを捨てきれないでいた。


 乃木率いるワーム軍団は,ZECTの防衛ラインを次々に突破して着実にエリアZへと迫りつつあった。
 マスクドライダーシステムがワームの手に渡ってしまえば,もはや人類に希望はない。

 そんな様子を目の当たりにしても心を動かされる様子のない矢車に対し,影山は...

「俺のエサになれ」
 岬に迫る乃木=カッシスワーム。
「岬は俺が守る!」
 その前に立ちふさがった神代は,今の自分では勝ち目がないことを知りつつサソードに変身し,ひたすら岬をかばってカッシスワームの攻撃を受け止め続ける。

 ボロボロになりながら,岬の前では笑顔を見せる神代。
 天道とともにその場に駆けつけた加賀美は,そんな神代の強がる姿を目にして気づく。
「ひよりは強がっているだけなんだ」

 ひよりは本当はこの世界に帰りたいと思っているはず。
 そうでなければ,こんなに優しい絵を描けるはずがない。
 加賀美の言葉に,改めて絵を見直す天道。そこには,かつて天道がひよりにプレゼントした花=希望がはっきりと描かれていた。

 あらためて,ひよりを時空の彼方から連れ戻す決意を固める天道。

 その前に,まずはカッシスワームを倒さなければならない。

 カッシスワームの最大の脅威は,必殺技のコピー能力。
 だが,カブトとガタックが同時に必殺技を浴びせれば,さしものカッシスワームもコピーすることはできまい。

 うなずきあった二人が,ともに変身して足を踏み出したそのとき。
 蓮華から天道に入る緊急連絡。時空の彼方への通路が開いたことを意味する日蝕が,再び観測されたと。

「お前はひよりを迎えに行け」
 ガタックの決断は速かった。
 お前が戻るまで持ちこたえてみせる。
 力強い宣言にうなずき,カブトはカブトエクステンダーで時空の彼方へと突入した!


 単身カッシスワームに挑むガタックだが,カッシスワームのすさまじい強さに押しまくられ,防戦一方に。
 そこに一人現れた影山は,手首にはめたライダーブレスを誇らしげにかざし,パンチホッパーではなく,仮面ライダーザビーへと変身した。

 カッシスワーム対ダブルライダー。
 だが,功を焦るザビーは,加賀美の連携の呼びかけに応じず,単独で必殺技ライダースティングを発動。
 なんとか同時攻撃をかけようと必殺技ライダーカッティングを放ったガタックだったが,タイミングのずれた必殺技はあっさりとカッシスワームに吸収され,二人はそれぞれの必殺技をまともに食らってしまう。

 変身を解除されてしまった影山から分離したザビーゼクターは,もはや影山の呼びかけに答えようとせず飛び去って行くのだった。


 時空の彼方で,再びひよりと対面する天道。
「ボクは天の道なんか往かない」
 ひよりの隣に立つ擬態天道は,自分は『日下部総司』としてずっとひよりだけを守り続けると声高らかに宣言する。
「それがキミにできるの?」

「...俺は,ずっとひよりの側にいてやることはできない」
 天道の返答にうつむくひより。

 だが,
「俺は世界を守る。お前の帰るべき世界を」
 続く天道の言葉が,ひよりの顔を上げさせる。

 自分は人類の敵であるワームだから,あの世界で生きていくことはできない。
 ひよりの思い込みを,明快に否定する天道。
「俺はワームだから戦うんじゃない。人を殺め,小さな希望や夢さえも踏みにじる,そんな奴らを倒すだけだ」

 俺はお前と,お前が生きる世界を守る。
 天道の力強い宣言に,ひよりの頑なに強張っていた心がほどけていく。
「帰るぞ」
 差し出した天道の手を,ひよりはしっかりと握り返した。


 ひよりが消えた異空間で,呆然とへたりこむ擬態天道。


 ザビーも消え,ただ一人必死の戦いを続けるガタックだが,もはや勝負の行方は歴然。エリアZの最終防衛ラインが破られるのも,時間の問題だった。
「やつらにライダーシステムを奪われるくらいなら...」
 戦いを見守っていた田所が,エリアごと自爆する覚悟を決めてスイッチに手を伸ばしたそのとき,ようやくカブトが駆けつけてくる。

「俺の相棒を笑ったのはお前か」
 正義など関係ないというフリを貫いていた矢車も現れ,キックホッパーに変身。

 同時に必殺技を発動させた3人は,自信満々に待ち受けるカッシスワームに,トリプルライダーキックを炸裂させた!

 コピー能力を超えたすさまじいパワーに圧倒されてもがき苦しむカッシスワームに,ハイパーカブトのマキシマムハイパーサイクロンが炸裂する。
 背後に無数に控えていたワーム軍団を道連れに,絶叫とともに滅び去るカッシスワーム。
 

 そのころ。
 天道の帰りを待ちわびていたひよりは,戻ってきた天道を笑顔で迎える。
 だが,それは二人の後を追ってきた擬態天道だった。

 ダークカブトへと変身し,ひよりに襲いかかる擬態天道。
「壊してやる,こんな世界!」
 憎悪の叫びを上げるダークカブトの元に,倒されたはずの乃木がなぜか2人も現れて...


○ ピックアップ

・擬態天道はすりすりワンコ

・「お前はいいよな。正義の味方の燃えかすがまだあって」byやさぐれ兄ィ
・影山が「正義の味方」だったことがただの一度でもあったか?

・初めて「守る」ために変身した神代
・いきなり岬とラブラブに
・これで本物の人間ならねぇ...

・大事な場面では攻撃を控える律儀なカッシスワーム
・っていうかいつの間にかエモノ(岬)のことを忘れて去ってるし

・天道より加賀美の方がひよりの心理をよく分かってるようだ
・やっぱり惚れてるのか?

・ザビーになるときはちゃーんと普通の服に着替えてる影山君
・甲斐性のない男にあっさり背を向けるタカビーザビーゼクター

・ガタックのボロボロメイクはかなりとってつけ

・捨てられワンコの擬態天道君,なんだかちょっと可哀想sad

2006年12月 3日 (日)

仮面ライダーカブト第43話「太陽VS日蝕」

 ふう,なんとか今日中にアップできました

 今日の加賀美君は最高!でした。
 暑い熱い男,燃える展開。いいですねー

 一方,以前あれほど執着してたザビーとシャドウ隊長の座をあっさり蹴り飛ばした矢車君ですが,どうやら影山君は未練たっぷりのモヨウ。
 来週あたり,地獄兄弟もコンビ解消ってことになっちゃうのかな?


○ あらすじ

 ビストロ・ラ・サルで料理修行に励む蓮華だが,相変わらずできあがるのは勘違いのへんてこ料理ばかり。おいしいと褒めるのも,浮世離れした神代ただ一人。
 今日もまた,呆れながら見守る加賀美の前で,神代が蓮華お手製の「ちらり寿司」をほおばっているさなか,店のドアが開く。
 満面の笑顔とともに入ってきたのは,天道だった。

 蓮華の「ちらり寿司」を口にした天道は,なんと「おいしい」と絶賛。戸惑う加賀美たちをよそに,「もう一人の僕を消しに行く」と言い残して店を出て行く。

 まさか,今のは天道に擬態したワーム?!
 慌てて後を追う加賀美だが,擬態天道の姿はいずこへか消えていた。

 本物の天道に,擬態天道の出現を告げる加賀美だが,そこへ当の擬態天道が現れた。
「ひよりはもう君には会いたくないってさ」
 笑顔で天道に告げる擬態天道。自分はひよりに頼まれて,本物の天道を消すためにこちらの世界へやって来たのだと。

 その言葉が信じられない天道は,カブトに変身。加賀美=ガタックの加勢を拒絶し,擬態天道が変身したダークカブトと一対一の戦いを始める。
 外見も,能力もすべてがうり二つの者同士の,互角の戦い。
 だが,キャストオフしたダークカブトに対し,カブトはなぜか突然攻撃を中止。マスクドフォームのまま,一方的な攻撃を受け始めてしまう。
「消えちゃえ」
 勝ち誇り,とどめのライダーキックを放とうとするダークカブト。
 たまらずガタックに変身した加賀美は,ぎりぎりセーフで天道を戦いの場から離脱させた。

「何で戦わなかった?」
 加賀美の問いに対し,天道はひよりのいる時空の彼方へ行く方法を聞き出すまで,ダークカブトを倒すわけにはいかないのだと。
 

 カブトに倒されたはずの乃木=カッシスワームが,ワームの大軍団を率いて再び現れた。
 自分の部下すらエサとして吸収し,パワーアップして襲いかかってくるカッシスワームに対し,必殺のライダーキックを放つガタック。
 ところが,カッシスワームはなんとライダーキックのエネルギーすら吸収し,技をコピーして反撃してきた!
 ライダーキックをまともに食らったガタックは,変身を解除されて意識を失ってしまった。

 ゼクトルーパーを蹴散らし,後方支援の田所と岬にまで襲いかかる乃木。
 岬のピンチに駆けつけた神代は,サソードに変身して戦いを挑むのだが,乃木=カッシスワームはサソードの必殺技,ライダースラッシュまでもコピー。
 自分の必殺技で反撃されたサソードは,ガタック同様,変身を解除されてしまうのだった。


 どうすれば擬態天道から時空の彼方へ行き来する方法を聞き出すことができるのか。
 悩んだ末,天道がたどりついた悲壮な決意とは。

 病院に収容された加賀美を見舞っていた蓮華を呼び出した天道は,蓮華にある重大な使命を与える。
 擬態天道の目的は,天道を倒すこと。その目的を果たせば,必ずひよりの待つ時空の彼方へ帰って行く。そのときを狙えば,時空の彼方への入り口を見つけることができるはず。
 だがそれはすなわち,天道が擬態天道にわざと倒されるということを意味していた。
「そのときは,加賀美にその場所を伝えろ」
 自らの死を覚悟した天道の命令に,言葉を失う蓮華。
 

 ついに天道と擬態天道の再対決の時が来た。
 自らの言葉通り,カブトはダークカブトの攻撃を受ける一方で,まったく反撃しようとしない。
 だがそこへ,蓮華から事情を聞き出した加賀美が,ガタックに変身して駆けつけてきた。
「お前はそんなに小さな奴だったのか!」
 地球のすべての生き物を守るんじゃなかったのか!
 ガタック=加賀美の叱咤を受けた天道は,自分の考えの過ちを悟り,闘志を蘇らせる。
「お前を倒し,ひよりも助ける!」
 ダークカブトに宣言し,キャストオフするカブト。


 乃木の率いるワーム軍団は,ZECTの防衛網を突破し,エリアZへとまっしぐらに向かっていた。
 エリアZとは,マスクドライダーシステムの開発が行われている場所。
 このままでは,マスクドライダーシステムがワームの手に渡ってしまう。

 田所は,矢車と影山に協力を依頼するのだが,ZECTへの忠誠心などとっくに失っている矢車は,田所が差し出したライダーブレスをあっさりと蹴り飛ばし,去っていくのだった。


 ダークカブトと激闘を繰り広げるカブト。
 ライダーキックの威力も互角で,勝負はいつまでたってもつかないかと思えたが。
「お前は過去の俺に擬態したにすぎない」
 俺は既に未来も掴んでいる。
 そう宣言したカブトは,ハイパーゼクターを装着してハイパーカブトへとパワーアップした。

 カブトの言葉通り,ダークカブトにはハイパーキャストオフする能力は備わっていなかった。
 パーフェクトゼクターの一撃でダークカブトを吹っ飛ばし,「ひよりの元へ案内しろ」と迫るカブト。

 だが,そのとき。
 突然の日蝕とともに,なんとひより本人が天道たちの前に出現した!

「二人が戦う必要なんかない。ボクはもう決めたんだ」
 天道が待ちこがれていたひよりとの再会。だが...
「二度とこの世界には戻らない」
 かばうようにダークカブトの前に立ちはだかり,言い放つひより。
「ボクはそのほうが幸せなんだ」

 その言葉を裏付けるかのように,次の瞬間ひよりは天道の目の前でシシーラワームの姿へと変身してしまうのだった。


○ ピックアップ

・「ちらり寿司です♪」by蓮華
・見た限りでは,蓮華の料理にしてはおいしそうだったが...
・そもそもビストロ・ラ・サルって和食の店だったか?

・「いつもの俺サマぶりはどうした?」by神代
・アンタこそかつての俺サマぶりはどうした?

・いつのまにか田所班の配下に成り下がっているシャドウ
・前回はとどめを刺そうとしたのに,今回は加賀美をほっといて去るカニ兄イ

・出たーっ,タドコローキックsign01
・岬のピンチに颯爽と現れるナイト神代
・なんでそこにいるんだsign02
・岬をストーカーしてるのかsign02

・ザビーに未練たらたらの影山君

・ひよりちゃん,なんだか顔が別人みたいに変わって見えるんですけどshock

仮面ライダーカブト第42話「キャッチボール」


すみません,ちょっと私的事情でアップが遅れちゃいましたsweat01
今日の放映分は今から見るので,できるだけ今日中にアップできるよう頑張りますです

○ あらすじ

 カッシスワームのフリーズ攻撃に,なすすべもなく敗れ去ったカブト。
「時は私のためだけに流れているのだ」
 勝ち誇った乃木はそううそぶき,黒衣の女たちを引き連れて悠々と立ち去っていった。


 田所たちネイティブワームを人質にとった乃木が,アンチミミック弾との交換を要求してくる。
 そんな要求には応じないと息巻く三島を尻目に,正体不明の上級者の指示を仰いだ加賀美陸は,あっさりと要求の受け入れを決定するのだった。

 交渉役として陸が指定したのはなんと加賀美。
 ネイティブを救うために人類の切り札を差し出すなんて...
 組織への不信感を募らせている加賀美は命令を拒否してしまう。


 乃木たちワームが制圧しているエリアに偶然入り込んでしまった矢車,影山,神代は,ライダーに変身してカッシスワームに挑むのだが,カッシスワームの強さは圧倒的。あっさり敗退してしまった。
 どんな攻撃も無効化してしまうフリーズ能力に,果たして攻略法は存在するのか?


 むしゃくしゃした気分のまま壁にボールをぶつけていた加賀美の元に,天道がやってくる。
「なぜ父親の投げたボールを,息子のお前が受け止めてやらない?」

「あいつはネイティブに尻尾を振ってアンチミミック弾を渡そうとしてるんだ!」
 不満をぶちまける加賀美に,天道は冷静に切り返す。
「ではなぜその交渉役にお前を選んだ?」

 天道の問いかけに冷静さを取り戻し,父親の真意に気づく加賀美。
 陸が加賀美に望んでいることは,相手の要求通りに振る舞うことではなく...


 加賀美と別れた天道は,今度は乃木に敗れて落ち込む神代と出会う。
 岬の心を掴めないと嘆く神代に,「当然だ」と告げる天道。
「お前は岬を見ていながら,岬を見ていない」

 天道のアドバイスに,自分が岬に姉の幻影を重ねていたことに気づいた神代は,もう一度岬へのアタックを再開することに。


 父親の投げてきた「ボール」を受け止める決意を固めた加賀美は,アンチミミック弾のケースを手にただ一人交渉の場へと向かう。
 そんな加賀美に同行を申し出る岬・蓮華。
 たとえネイティブだとしても,田所は今まで一緒に戦ってきた大切な仲間。
 仲間を見殺しにはできない。
 二人の強い思いを受けた加賀美は,二人を引き連れてワームが占拠するエリアへ赴く。


 乃木の配下である黒衣の女にケースを渡す加賀美。同時に,田所たちネイティブも解放される。
 次の瞬間,蓮華がワイヤーでケースを奪還。同時に加賀美も仮面ライダーガタックへと変身した!

「やはりな」
 余裕の表情で嘲笑し,乃木もカッシスワームへと変身する。

 ガタック対カッシスワームの激闘!
 だが,カッシスワームのすさまじいパワーに圧倒されたガタックは,ついに変身を解除されてしまった。
 加賀美にとどめを刺そうと迫るカッシスワーム。
 そこに駆けつけた田所が,必死に加賀美を守ろうと生身のままカッシスワームに立ち向かうが,もちろん勝負にならない。

 絶体絶命のピンチに,やってきたのはやはり天道だった。
 カブト対カッシスワームの戦いが始まる中,倒れた加賀美に近づいた田所が,助け起こそうと手を差し出す。
「...」
 差し出された手を,今度こそがっちりと握り返す加賀美だった。


 前回の勝負同様,余裕の面持ちでフリーズ能力を発揮しようとするカッシスワームだが。
「その技は見切った」
 その言葉通り,カブトの指が一瞬速くパワーゼクターの引き金を引いていた。
 フリーズが解けると同時に,ハイパーシューティングがカッシスワームに炸裂する。
 さらにカブトの放ったマキシマムハイパーサイクロンをまともに受けたカッシスワームは,バラバラに砕け散って消滅するのだった。


 その夜。
 達成感を胸に,一人黙々とボールを投げる加賀美の元に,古びたキャッチャーミットを手にした陸が現れる。
 何年かぶりに心を通じ合わせた親子は,無言のままボールを投げ合うのだった。


 一方その頃。
 夜の闇の中,カブトに破れて消滅したはずのカッシスワームが,更に禍々しい姿となって復活を果たしていた。
 そして,その叫びに答えるかのように空間が歪み,そこからダークカブトが現れる。
 変身を解いたダークカブトは,擬態天道となり,街の方向へゆらりと足を踏み出して...


○ ピックアップ

・豆腐屋の親父の役名は「豆腐店」(@OP)
・「店」さんとは変わったお名前ですね

・「お前はいいよな〜,闇の世界でも前向きで」by矢車
・「笑え,笑えよ...」by矢車
・はーい,おっしゃるとおりにいたしますwink

・さすが投球フォームがサマになっている佐藤君♪
・「俺は駄目人間においても頂点に立つ男...」by神代
・皿としょう油とネギとカツオブシをどこに持ってたんだ天道?

・田所さんVSカッシスワーム
・一瞬「タドコローキック」が出るかと期待したんだが...(出ないって)

・「お前にも借りがあったな」by天道
・豆腐勝負の借りと命のやりとりの借りを一緒にするとはさすが天の道を往く男(関係ねーよ)

・変身前にフリーズさせればカッシスワームの楽勝だと思(禁句?)

2006年11月19日 (日)

仮面ライダーカブト第41話「ブルータス,お前もかっ?!」

 あいやあ,まさか田所さんまでワームだったとはっcoldsweats02
 これはさすがに予想外でした。これも最初から決まってたことなんでしょか
 ってことは,あの蕎麦屋をやってる弟もワーム?
 こうも主要キャラがワームだらけになってくると,おぼったまがワームだっていうこともあんまり重大な秘密だって気がしなくなってきますな。
 っていうか加賀美君,ひよりや神代君がワームなのはかまわないくせして,なんで田所さんがワームだからってあんなに拒絶反応示すんだい?(シナリオがそうなってるからってのは禁句)

○ あらすじ

 ワームに対抗するための研究を重ねてきたZECTは,ついにその切り札ともなる「アンチミミック弾」の開発に成功する。
 それは,短時間とはいえワームの擬態能力を奪い,正体を暴き出すという驚くべき威力を有していた。

 完成した3発のうち,実験で1発を使用して残りは2発。
 2発目からいよいよ実戦に投入することが決定されるが,その前にしておかなければならないことがあった。
 それは...


 上層部からの指令を受け,ワーム掃討作戦が実施される予定の地区から一部の一般人を避難させる任務に当たる田所チーム。
「なんでこの人たちだけ...?」
 不審に思う加賀美だが,そのとき突如として大量のワームが出現し,襲いかかってきた。

 市民を守るため,ガタックに変身して奮戦する加賀美。
 ところが,ワームに襲われたトラックから我勝ちに逃げ出してきた『市民』たちは,なんと次々に角のあるワームへと変身してしまう。
 加賀美たちが守っていたのは,ネイティブワームだったのだ。

 呆然と戦いの手を止めたガタックに向けて「助けてくれっ!」と叫んだネイティブは,更に加賀美を「トップの息子」と名指しする。
 トップの息子?
 父親の裏の顔を知らない加賀美は,その意味を問い返そうとするのだが,そこに現れた新たな幹部ワーム・乃木(坂口拓)によってネイティブたちは皆殺しにされてしまった。

 ワームとネイティブの区別がつかなかった岬と違い,田所は当然のようにネイティブを誘導して避難させようとしていたうえ,「トップの息子」という発言にも平然としていた。
 田所はいろいろなことを自分に知らせないまま隠している。
 そう感じた加賀美の心中から,田所に対する信頼感が薄れていく。

 納得いく説明を求めて父親の元へ直談判に赴いた加賀美だが,陸から聞かされた事実は,その予想を超えたあまりにも衝撃的なものだった。
 ZECTとは,そもそもネイティブが作った組織であり,トップである陸も,ネイティブの僕にすぎないのだと。そして,加賀美が仮面ライダーガタックになることも,生まれる前から決定づけられていたことだったのだ。

 すべてが決められていたことであったなら,いったい自分は何のために生まれてきたのか?
 ショックを受けた加賀美は,陸の手を振り払い,その場から走り去ってしまうのだった。


「やはりそういうことか」
 加賀美から話を聞いた天道の中で,これまでばらばらの破片として得ていた情報が繋がりあって一つの結論を形作る。

 渋谷隕石として知られている隕石が飛来してくるより前。おそらくは35年前に,別の隕石が飛来し,ネイティブを生み出した。
 そしてネイティブと接触した人類は,ある一つの契約を交わした。
 ネイティブはマスクドライダーシステムを作り,そして人類は仮面ライダーとなって敵対するワームからネイティブを守る。
 天道が持っていたライダーベルトも,7年前に命を落としたネイティブワームから託されたものだったのだ。

「ネイティブといってもワームはワームだ」
 ライダーシステムがネイティブアームのものだということに対し,どうしても納得のいかない加賀美。

 そんな加賀美の元に,田所がワーム掃討作戦に参加せよとの命令を伝えにやって来た。
 ZECTへの不信感を募らせる加賀美は命令を拒絶。
 そんな加賀美を無理に説得しようとせず,その場を去る田所。
「俺は人類を救うためなら,命をかけて戦う。たとえ一人になってもな」

 その言葉に打たれ,再び田所への信頼を取り戻した加賀美は,作戦に参加することを決意した。


 一方その頃。
 加賀美には告げず,一人陸の元を訪れた天道は,陸からもう一つの重大な秘密を聞き出していた。
 ネイティブも含めたすべてのワームを殲滅するという「赤い靴」をカブトとガタックに組み込んだ人物。それは,天道の父。日下部総一だったのだ。
 そして,陸はそのことを知りつつ,日下部の遺志を継ぐ覚悟を決めていた。
「...俺もあんたを信じよう」
 それがひよりを危険に陥れる事態を生むと分かっていても,加賀美を恨む気持ちにはならない。
 そう宣言する天道だった。


 アンチミミック弾を使用した掃討作戦が,ついに実行に移されるときが来た。
 指揮車の中で監視カメラをチェックしていた田所は,作戦現場を乃木率いるワーム軍団が包囲していることに気づいて愕然とする。
 作戦内容がワームに漏れていたのかっ

 加賀美たちに急を知らせようと車を飛び出す田所だが,既に作戦は発動していた。

 上空で炸裂するミミック弾。
 笑いさんざめいていた群衆の一部が,苦しみながらワームへと姿を変えていく。

 そしてなんと...
 岬と加賀美の目前で,田所までもが苦しみ始め,そしてネイティブワームへと変身してしまった?!

 あまりのことに呆然とし,戦意を喪失した加賀美は,乃木に叩きのめされて変身を解除されてしまった。

 そのとき,その場へ天道が駆けつけ,カブトに変身して乃木=カッシスワームと戦いを開始する。

 ようやくアンチミミック弾の効力が切れ,人間の姿を取り戻した田所は,加賀美を助け起こそうとするのだが。
「離せっ」
 敵意も露わにその手を振り払う加賀美。
 信頼していた田所がネイティブワームだったことにショックを受けた加賀美は,もはや誰も信じることができないと自暴自棄になっていた。
 そんな加賀美を悲しげに見つめ,その場から立ち去っていく田所。 


 激しい戦いの末,ハイパーカブトにハイパーキャストオフしたカブトは,ハイパークロックアップで勝負を決めようとする。
 だが,カッシスワームは,ハイパークロックアップをすら凌駕する特殊な力,フリーズ能力を持っていた。

 マキシマムハイパータイフーンを放とうとしたハイパーカブトをフリーズさせたカッシスワームは,悠々とカブトに近づき,強烈なキックを放つ。
 なすすべもなく吹っ飛ばされたカブトは...


○ ピックアップ

・偶然にできただけでは「開発した」とはいえないと思うぞwink

・神代と蓮華なら,きっと結婚してもうまくやっていけそうだ
・料理のお味より,あの金のしゃちほこをどこから調達してきたのかが気になる
・アナタが落としたのは,この金のごぼうですか,それとも銀のごぼうですか?

・戦闘場所から「ビストロ・ラ・サル」まで徒歩1分。相変わらず狭いぞカブト世界
・そんなデカいベッドをどうやって店に入れたんだ?
・って突っ込もうと思ったら,セルフ突っ込みしてるしよsad

・35年前に決めちゃうのは勝手だが,もし加賀美家に子どもが誕生しなかったらどうするつもりだったんだ?
・天道にベルトを渡したのは未来から来た天道じゃなかったのかshock
・これで映画は完全にパラレル決定(いつものことだけど)

・地獄兄弟とともにお笑いにおいても頂点を極める男,神代剣

・「ゼェクゥトォの諸君っ」by乃木
・アンタは死神博士かいっ(かぁ〜めんライダー)

2006年11月12日 (日)

仮面ライダーカブト第40話「レクイエムは誰がために」

 来るぞ来るぞーって分かってたけど,やっぱりねらい通り感動させられてしまいましたー
 最後,ワーム麗奈が人間麗奈を封印しながら,結局影響を受けてしまってるって感じなところが良かったっす。あそこで人間麗奈になって「風間さん...」ってなるんだろうと予想してたので。

 &やさぐれ兄弟。今回は痴話喧嘩(違)を経てラブラブ度アップ!(お笑い度もアップ)
 やっぱ矢車さんステキです(恋は盲目)

○ あらすじ

 日蝕の異世界で,再びひよりと再会したカブト=天道だが,もう一人の天道が変身したダークカブトに襲われる。
 激しく戦う2人のカブトだが,うり二つの外見そのまま,その実力もまったく同等。ライダーキックも相打ちとなり,カブトは元の世界にはじき戻されてしまうのだった。

 自分は『ワーム』という化け物なのか?
 目の前で展開された戦いにショックを受け,混乱する麗奈を,懸命に元気づける風間。
「あなたはワームなんかじゃない。あなたは,あなたです」

 だが,二人の安らぎの時間は長くは続かなかった。
 二人の前に,今度は矢車と影山が現れる。
「驚いたな。あの間宮麗奈が人間に戻るとは」
 戸惑う麗奈をあざ笑った二人は,「今なら簡単に倒せる」と宣言,変身して襲いかかってきた。

 麗奈を守るため,ドレイクに変身して戦う風間だが,2対1では分が悪く,防戦一方に。
 ドレイクの相手をパンチホッパーに任せたキックホッパーは,怯える麗奈に迫り,そして容赦なくライダーキックを炸裂させる!
「麗奈さんっ!」悲痛に叫ぶドレイク=風間。

 だが。
 どうしたわけか。キックホッパーの蹴りは,麗奈に届くぎりぎり寸前でぴたりと止まっていた。
「この女,瞳の奥に闇が見える」
 一人つぶやくキックホッパー=矢車。
「俺と同じ,地獄を見たか...」

 そのとき。
 駆けつけたゴンが消火器を噴射。
 白煙に紛れた風間たちは,なんとかその場を逃れることに成功するのだった。
 
「怪我はありませんか?」
 麗奈をいたわる風間。
 その瞬間,突如麗奈の表情が一変する。
「その手を離せ」
 風間が初めて麗奈に出会ったときと同じ。冷酷で非人間的なワーム麗奈の表情に。

 危険を悟って身を離す風間だが,とき既に遅し。ウカワームの姿に戻った麗奈の一撃を受け,その場に昏倒してしまった。
 そのまま風間にとどめを刺そうと近づくウカワームだが...

 意識を取り戻した風間の前には,うろたえてしょげきった麗奈の姿が。
 風間を傷つけてしまった自らを責める麗奈に,風間は「歌を歌ってください」と優しく語りかける。

 歌は麗奈にとって,「人が怖い」という恐怖心を消してくれ,「思いを伝えたい」という夢を与えてくれた大切な宝物だった。
「もう一人の私に伝えてください」
 自分が再びワームに戻ってしまう可能性が高いと悟った麗奈は,風間に告げる。
「心の声に耳を澄ますように,と。そうすればきっと私の歌が聞こえるから」

 麗奈を命がけで守り抜く決意を固めた風間は,天道の元を訪れ,麗奈に手出しをするなと告げる。
「馬鹿な奴だ」
 相手はワームなのに。そう告げる天道に対し,風間の返答は簡潔だった。
「大切な人がワームだった。ただそれだけのことだ」
 お前に俺の気持ちが分かるかっ。
 吐き捨てられた天道は,そっとつぶやく。
「分かるさ。俺にだって」

 厳しいレッスンの末,ようやくオリジナル同様の声が出せるようになって麗奈は,無事公演に出演できることになった。
 喜ぶ麗奈の前に,またもやかつての部下,サブストワームが現れる。
 麗奈のピンチを救ったのは,意外にも矢車だった。
「あなたは私が守ってみせる」
 そう宣言した矢車は,キックホッパーに変身してサブストワームを撃退。
 そんな矢車に,影山は不満を隠せない。


 待ちに待った公演の日。
 麗奈の復帰で役を降ろされた女性メンバーのヒステリックな非難に心をかき乱された麗奈は,またもやワームの記憶を取り戻してしまった。
「お前の心に耳を澄ませ」
 約束通り麗奈の言葉を告げる風間に対し,ワーム麗奈は人間など取るに足らないと一蹴。そこに現れた矢車を,あっという間に吹っ飛ばしてしまう。
 矢車の短い恋は,あっという間に終わりを告げたのだった。

 ワーム麗奈の言葉とは裏腹に,麗奈は再び人間の心を取り戻す。
 風間の手によって美しくメイクを施された麗奈は,涙ながらに風間に重大な頼み事をする。
 今度ワームになったら,おそらく自分はもはや人間には戻れない。
 だから。
「そのときは,あなたの手で...」
 
 言葉を失った風間を残し,開演前の舞台に一人向かう麗奈。
 美しい歌声に聞き入る風間の前で,突如麗奈の姿にかぶるワームの姿。
 その瞬間。風間は悟った。麗奈はもういない。

 だが。
 ワームの記憶を取り戻しながら,なぜか麗奈は歌を最後まで歌い切るまで舞台を降りようとはしなかった。


 その場を去ろうとするワーム麗奈に,なぜ歌を途中でやめなかったのか問いかける風間。
 麗奈はそれには答えず,ウカワームへと変身して襲いかかってくる。

 どうしても反撃できない風間だったが,ウカワームがゴンに狙いを定めたことでついに変身。
 激しい戦いの末,ついにドレイクの時間差ライダーシューティングがウカワームに炸裂する。

 ライダーグリップを投げ捨て,瀕死の麗奈のもとに駆け寄る風間。
 ワーム麗奈の意識のまま,風間の顔に手を触れる麗奈。
「不思議だ。なぜ,私は...」
 薄く微笑み,そしてそのまま永遠に目を閉じる。
 亡骸を強く抱きしめ,慟哭する風間だった。


○ ピックアップ

・「いいよなぁ,お前は」byやさぐれ矢車
・「おしゃれだよねぇ」by粉々影山
・ホッパー限定,恒例の「ため息変身」

・「お前たちに,麗奈さんに近づく資格はないっ」by風間
・いつのまに資格が必要になったんだ

・ゴンの消火器攻撃でたじたじとなるホッパーズはかなり情けない
・さすが(?)脱力系ライダー

・「まさか間宮麗奈に惚れたんじゃないよね?」by嫉妬めらめら影山クン
・「分かってる」と言いつつ,うふふん状態の矢車がちょっとラブリーheart

・恋人が「ジキルとハイド」だと,かなりスリリングな恋が楽しめそうだ
・影山ににらまれて目が泳いでる矢車

・ウカワームに吹っ飛ばされて飛んでいく矢車さん
・「今誰か俺のこと笑ったかぁ〜」(言ってません)
・はーい(-o-)/

・風間のメイクで美人度アップの麗奈さんですが,舞台メイクとしては地味すぎではないかと思いますぜ
・ラストが人間麗奈じゃなく,ワーム麗奈だったとこがミソ